蒼い子猫と翠風の樹

取扱注意的なラブライバー時々PBWユーザーところによりTRPGプレイヤー

ラブライブSSR 第23章

前回のラブライブ!https://tw1-2.hatenablog.jp/entry/2020/03/08/132833



詠美「詠美よ」



未唯「…未唯…」



詠美「またあんたは…。ほら、シャキッとしなさい」



未唯「えーっとね…。三か月ぶりに先生が帰ってきたところ…。間違ってないよね…」



詠美「確かに合ってるけど…。もう少しテンションをあげなさい」



未唯「…大丈夫、大丈夫…。あとは友歌ちゃんたちがうまくやってくれるから…。終わったから少し寝るね…」



詠美「あ!? コラ!起きなさい!!」

未唯「…ZZZ…」



詠美「はあ…。先が思いやられるわ…」(溜息)






第23章 ~期末テスト~





(ナレーション;日高のり子

顧問の山田先生も戻ってきて更に士気が上がってきたスクールアイドル部の部員たち。打倒、ジェミニに勝つために更に練習に力を入れていた。

しかしその前に更なる難敵が忍び寄ってきたのであった…






     ※     ※     ※     ※






茉莉奈「1,2,3,4!1,2,3,4! はい今日はここまで」



操「だー! 今日も疲れたぜー!」



友歌「うん。でもちょっとずつだと思うけど、練習の成果が出てきていると思うよ」



百音「そうですね。私も実感がわいてきます」



沙樹「私もそう思います。地味ですが、毎日の基礎作りなどがベストな体にしていくんです。特に友歌さん」



友歌「はひっ!?」



沙樹「あなたは茉莉奈さんが言っていた、スポンジのように体力や技術が格段に上がっているはずよ」



友歌「え…。そ、そんな、そんなことないよ」



雪穂「いや、友歌ちゃん。友歌ちゃんは私たちの中でもすごいスピードで力をつけているよ」



亜里沙「うん! やはり友歌はすっごくハラショーだよ!」



友歌「…そういうふうに言われると少し照れますね…」///



茉莉奈「でも私から見たらまだまだだけどね」



友歌「そんなー…」(泣



イカ「ははは。やはり君たちはいつ見ても飽きないね。それより今日からしばらく練習は休みなんだろう」



友歌「え?なんでですか?」



イカ「一週間後に期末テストがあるだろう」



操「Σマジッすか!?」



茉莉奈「大マジよ。中間の時は操がまさかの満点を出したけど、期末の方はそうはいかないと思うわよ?」



操「いやいや、大丈夫っすよ」



茉莉奈「だから心配なのよ。それに友歌」



友歌「はひっ!?」



茉莉奈「あんたは中間が少し危なかったから、今回は操と友歌の二人を徹底的に教えるわよ」



友歌「そんなー…」



百音「大丈夫ですよ。私たちがちゃんと教えてあげますから心配はしないでください」



友歌「百音さんにそう言われるとなんか安心してきたよ」



雪穂「それじゃみんなで二人の勉強を教えてあげよう」



一同「おー!」




ナレーション


こうして部員による、操と友歌のためのテスト勉強が始まった

二人の結果はいかに?






     ※     ※     ※     ※






(そして期末テストから数日後。部室にて)






雪穂「さて、期末テストは終わったけど、みんなの結果はどうかな? 私は90点台をキープしたよ」



亜里沙「私は国語は84点。それ以外は雪穂と同じだったよ」



イカ「私は満点がいくつかあったね」



茉莉奈「うーん、今回は80点台と90点台。バラバラだったわね。反省しなくちゃね」



詠美「私も。90点台はいくつかあったけど満点が出なかった。ちょっと悔しいわ」



未唯「…ぶい…」



詠美「…あんたが満点だなんて納得いかないわね」



未唯「ふふ。これが未唯ちゃんの力なのだ…」



沙樹「私はほぼ満点でした」



操「やはりお前は完璧超人だよ」



沙樹「そういうあなたはどうなの?」



操「ふっ。これを見よ!!」ババン



一同「Σえー!?」



友歌「ま、また全教科満点…」



雪穂「明日は雪が降るね」



亜里沙「そうだね。ロシアの冬より厳しい雪が降りそうだね」



茉莉奈「二人とも、現実逃避しないでください」



操「これが俺の実力ですよ」



百音「これには私もびっくりしました。あ、私は満点がいくつかあって、他も90点台でした」



茉莉奈「さて、友歌。あなたの点数はどうなの?」



友歌「全教科90点台でした。でもやはり満点は取りたかったです…」



イカ「上等上等。これなら今後も大丈夫だと思うよ」



雪穂「みんな期末テストは好成績だったね。それじゃまだ早いけど夏休みの合宿について話さないとね」



操「マッキーさんの別荘じゃないんすか?」



雪穂「去年の夏までは真姫さんの別荘を借りて合宿はできたけど、今年は真姫さんの予定もあって無理みたい。だから今年はどこでやろうかなって今日決めたいと思うの」



百音「それでしたら私に任せてください」



友歌「え? 百音さんって別荘あるの?」



百音「別荘でなく私の実家になります。前に友歌さんと操さんにお話ししましたが、実家は鎌倉にあるんです。いまからお父様に相談すれば大丈夫だと思いますが」



雪穂「そうなの? それじゃ今年だけ百音ちゃんの言葉に甘えちゃおっか」



百音「いえいえ。今後もよければぜひとも使ってください」



雪穂「それじゃまたみんなでがんばろー!」




一同「おー!」



続く