蒼い子猫と翠風の樹

取扱注意的なラブライバー時々PBWユーザーところによりTRPGプレイヤー

ラブライブ!スピンオフSS 第4章

前回のラブライブ!
http://d.hatena.ne.jp/tw1-2/20170326#1490538924

(BGM→https://youtu.be/fGWaO7uuTts)



おう!操だぜ!前回はマリリン先輩のピアノの演奏を聞いてすごかったな


だがそのマリリン先輩にタンカを言ったユッキーもすごかったぜ!


今回は説明会だぜ。でも俺、途中で眠っちゃうんじゃないか?
あまり長い話だと寝ちまうからな(笑)


そんじゃいってみよーか!



第四章 〜兆し〜




操「おい、早く早く。もうすぐ説明会始まるぜ」


友歌「待ってよ、操。そんな走らないでよ」


百音「二人ともー。待ってくださーい」


  ※  ※  ※  ※


友歌「着いた…。つ、疲れた…。ねえ、操。なんでそんなに足速いの…」(息が上がっている)


操「え?こんぐらいフツーだろ?」


友歌「み、操が異常すぎるのよ」(ハァハァ


百音「操さん、すごいですよね〜。私なんてとても追いつけなかったです〜」


操「その胸が重かったんじゃないのか?」ケラケラ


友歌「Σちょ!?操!あなた何失礼なことを言ってるのよ!」


百音
「そうだったんですか…。操さん。説明会が終わったら、すこしお話しましょうか?」(笑顔 SE:ゴゴゴゴゴ


友歌(Σこ、怖い…。怒らせないようにしなくちゃ)


  ※  ※  ※  ※  ※


亜里沙「お待たせしました。これからアイドル研究部の説明会を行うよ」


雪穂
「これから私たちが話すことは、私たちの尊敬するμ's。彼女たちが私たちに見せてきた奇跡の話をしていきます」


亜里沙
「じゃあまずこっちをを見てね」


(ラブライブ一期一話から劇場版ラブライブのED「僕たちはひとつの光」までの映像がイメージとして語られる)
https://youtu.be/vIj3bUmFVC4
https://youtu.be/-V0m1M3on8Q


(もし劇場版ラブライブのDVDやBDをお持ちの方、または今年の一月にEテレで放送された劇場版を録画された方はそちらをご覧になってください)


雪穂
「以上で、μ'sが私たちに見せてくれた奇跡の物語になります。」


亜里沙
「ううううう…。雪穂ー、やっぱり何度見ても涙がでちゃうよー…」(泣


雪穂
亜里沙!こんな場所で泣かないでよ!」


亜里沙
「だって〜…。ううう…。海未さーん!お姉ちゃーん!」


一年生たち(面白い人たちだ…(笑))


雪穂
「え、えー…。あ、これまでの説明会でなにか質問したい人はいるかな?」


操「はいっ!」


雪穂「はい、君。何かな?」



「えーと、最初、μ'sは廃校を阻止するためにラブライブに出たって聞きましたが、それを間近で見てきた部長さんや副部長さんはどんな影響を受けましたか?
あとゆきぽん先輩とアッキ―先輩って呼んでいいですか?」


雪穂「Σゆ、ゆきぽん!?」


亜里沙「アッキー?何それ?ハラショーなの?」


友歌
「ΣΣはわわわわわわわ!!??や、やめなさいーーーーー!!??
すすすすすすすみませんっ!?わざとこんな質問したんじゃありませんーーーーー!!??」


雪穂
「ま、まあ別にいいんだけど…(汗」


亜里沙
「なんか強くてカッコよくてまさにハラショーって感じだね!」


雪穂
「え、えーと…。 わ、私たちがμ'sの影響を受けたって質問ね
三年前、私たちがこの音ノ木坂に入るとき、私と亜里沙はμ'sに入ってお姉ちゃんたちと活動したいって思ったことがあるの
でもそれじゃダメだと思ったんだ。μ'sはあのメンバー九人でμ'sだなって
それなら私と亜里沙でμ'sにも負けない、スクールアイドルになるって決めたの。それが私と亜里沙が辿り着いた答えってわけ」


操「うおー!すっげー。俺、感動した!!」


百音「私も感動しました」


他の一年生
「私たちも感動しました。さすがは穂乃果さんと絵里さんの妹ですね!」


雪穂
「って言っても、私たちはまだまだって感じだけどね(笑)」


亜里沙
「うん。まだまだ。でもμ'sみたいになるって絶対決めたからね。
もしかしたら、亜里沙たち以外にも、このなかからビッグなスクールアイドルが生まれるかもしれないもんね」


??
「ちょっと待ったー」\ガラッ!!/


一同「!?」


茉莉奈
「このあたしを出し抜いてスクールアイドルを語るなんて百年早いわよ!」


雪穂
茉莉奈ちゃん…。なんかちょうどいいタイミングで出てくるね…」(笑)


亜里沙
茉莉奈ー。どこへ行っていたの?」


茉莉奈「ふっ…。それはn」



(遮るかのように)「音楽室で練習してたんだよな」(あっさり)


茉莉奈
「Σばらすなーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーー!!!????」


友歌
「Σ操のバカーーーーーー!!??」



「え?だってホントのことじゃん」


友歌
茉莉奈さんは秘密にしておいてって言っていたでしょ!?」



「え?そうだったっけ?ごめんな。マリリンさん」


茉莉奈
「ΣΣマリリン言うなーーーーーーーーーーーー!!!???」


雪穂
「ま、マリリン…?…プッ(吹き出す)」


亜里沙
「オー!茉莉奈はマリリンなんだね!ハラショー!!」


友歌
「Σ操のアホー!?」


一年生たち(一同(笑))


茉莉奈
「…アハ…アハハハハハ…。もういっそのことマリリンって呼んでいいわ…」(血涙)


友歌
(もうやだー。おうちかえりたいー!)


雪穂
「あー…。はいはい。話戻すよー。ほかに質問ある人いるかな?」


一年生の1人「はい」


雪穂
「はい。えーと…、名前は?」


沙樹
「島 沙樹 (しま さき)です。部長、私はこういうふざけた人がアイドル研究部にいるのは相応しくないと思います
スクールアイドルは遊びでやっているんじゃありません。
μ'sやA-RIZEのようなトップを目指すなら、真剣に練習などをやっていくべきです」


雪穂
「うーん…。たしかに沙樹ちゃんの言うことはもっともだね。いっぱい練習をしてトップを目指す。それは正しいと思うよ
でもね。そんなにピリピリばかり練習してもだめだと思うの。
お姉ちゃんたちも厳しくやっていたけど、楽しくやることが一番だと私は思うんだ」


沙樹
「それは間違いです。やはりまじめにきびしくやっていくことが一番なんです」



「なんだと。コノヤロー。自分が一番うまいとか偉そうな顔しやがって」


沙樹
「本当のことを言っただけです。あなたのようにふざげた人が一人いるだけでバラバラに崩れていくんです」


百音
「待ってください、沙樹さん。あなたのおっしゃったとおり、正論だと思っています
でもすべてがあなたのような考えをもつ人がいるわけではありません。
その中の人にはμ'sやA-RIZEのように輝きたいと心から願っている人だっているんですよ?」


沙樹
「誰です?そんな甘いことを考えている人は」


百歌
「少なくてもここにいる友歌さんや操さんがそうです。私もそのように思っていますから」(沙樹をにらむ)


沙樹
「へー。でもほかのみんなはどう思っているのかしら」(三人をにらむ)


友歌
(Σうっ?すごくにらんでいる?でも…)


友歌「えーと、島さん…」


沙樹「沙樹でいいです」(ガン見)


友歌
(Σひっ!?)
「じゃ、じゃあ、沙樹さん。今、百音さんが言っていた、甘い考えを持った一人になります。
確かに私は素人ですが…。μ'sのように輝きたいと思えば、絶対になれると思うんです。
今はまだ駄目だけど…。操や百音さん。それにここにいるみんなと一緒に輝きたいんです!
この想いだけは本当です」


沙樹
「面白いですね。ならほかの人に聞いてみましょう」


一年生A
「…私は…島さんの意見が正しいと思います」


B「私も」


C「いえ、私は津久井さんの考えが一番だと思うの」


D「うん。あたしもその意見に賛成」


(ザワザワ)


茉莉奈
「はい!もうその話はまた後日ってことで。今日は部の説明会ってことわすれていない?
異論とかあるならあたしが聞いてあげるわ。もしいやなら今この場を去ってもいいのよ?止めはしないから」(一年生をキッとにらみつける)


亜里沙
「もう!ケンカはニェーニェー!仲良くしようよ〜><」


雪穂
「そうだよ。今日は説明会なんだから。この部に入るかどうかはここにいるみんなが考えるんだから。」


沙樹
「そうですか。でも私はこの部に入ります。そのアマイ考えが間違いであり、私の考えが正しいと思う日が来るかもしれません。
今日はこれで失礼します」(退室)



「なんだよ!アイツ!ムカつくやつだなー!」


茉莉奈
「そうね。あなたといい、あの島さんといい、今年の一年は生意気ばかりね。でもあの言葉は絶対の自信を持っていることね」


百音
「私もそう思いました。どうしてあそこまでこだわるのでしょうか?」


茉莉奈
「それは今はわからないけど、3日後に行う全体練習でわかるはずよ」


雪穂
「あ、そうだった。入部希望するコは今茉莉奈ちゃんが言ったとおり、3日後に全体練習するから。それまで入部するか、よーく考えてね」


亜里沙
「あ。それって海未さんから教わった、神田明神でやる『オトコジュクノトックン』とか『ダイエットギリギリマデシボルプラン』ってやつだね」

 
雪穂
「なんかあってるような、間違ってるような…。でもウチの練習は厳しいからね。そこだけは肝に命じてね」


一年生「はい!」


友歌(………)


操「ユッキー」


友歌(………)


操「おい、ユッキー!」


友歌「Σはわわっ!?な、なにかな」


操「どうしたんだよ?ボーッとして」


友歌「そ、そう?」


百音「気分が優れないのですか?それとも…沙樹さんのことですか?」


友歌
「あ、うん。沙樹さんのことなんだけど…。どうしてあそこまで私たちのことを目の敵にしてるのかなって…」


操「知らねーよ。あんなやつ」


友歌
「でも何か…少し寂しそうな顔をしていたかも…?」


百音
「そうですか?私には何も感じませんでしたけど」



「俺、いろいろ考えたけどここに入部する!あの女の傲慢な鼻っ柱をへし折ってやるぜ!」


百音「はい。私もここに入部することに決めました」


友歌
「私も。絶対にあの人たち(μ's)みたく輝くって決めたんだから。
それに、今は沙樹さんには絶対に負けたくない」


茉莉奈
「あら、あんたたち入部するのね。じゃあ、はいこれ。入部届。3日後までに担任の先生に渡してちょうだい
あたしや雪穂さん、亜里沙さんに直接渡してもいいわ」


友歌「はい」


亜里沙
「おー!ユッキー、やっぱり入部するんだね!」


友歌
「Σゆ、ユッキー?なんでいきなりあだ名で呼ぶんですか?」


亜里沙
「え?だってこのコ(操)があなたのこと、ユッキーって言っていたから」


友歌「Σ操ー!?」


操「え?俺、なんかユッキーに悪いことしたか?」


友歌「…もうなんかユッキーです…」(落胆)


雪穂
「あなたたち二人も入部するんだね。改めたようこそ、アイドル研究部へ。よろしくね」


百音「はい。津久井百音です。よろしくお願いします」


操「おう!よろしくな!ゆきぽんさん!アッキーさん!」


雪穂「う、うん。よろしくね…」(友歌ちゃんの苦労がわかる気がしてきた)


亜里沙
「よろしくね!操!百音!」


百音「これでまたスクールアイドルに1歩近づいてきた気がしますね」


友歌
「うん。3日後、いよいよ練習するんだね。私、絶対に最後までやり遂げてみせるよ」



続く