蒼い子猫と翠風の樹

取扱注意的なラブライバー時々PBWユーザーところによりTRPGプレイヤー

ラブライブスピンオフSS 第三章

前回のラブライブ!(ようはあらすじっぽいもの)↓
http://d.hatena.ne.jp/tw1-2/20170321

https://www.youtube.com/watch?v=fGWaO7uuTts


私こと、友歌は親友となった操、百音さんと二人で早速アイドル研究部へ向かいました
さあ、今回は入部しますよ!



第三章 〜何ができるの?〜


その日の放課後、私たちはアイドル研究部へと向かった
行ってみると沢山の入部希望者が来ていた


(ワイワイガヤガヤザワザワ)


操「おっ!すっげー人だな。こんなに入部するやつがいるんだな」


友歌「たくさんの入部希望者の人が来るとは思っていたけど、まさか部室の外にまで並んでいるなんて…さすがはアイドル研究部。すごすぎる…」(驚)


百音「あらあらー。他の部に比べるとやっぱり人気がすごいですね。部室に入れるでしょうか」


\ガラッ!/←ドアを開ける音


亜里沙「ハーイ!ちゅーもーく!!」


一年生たち「??」


亜里沙
「ハイ!新入生の皆さん。ようこそ、アイドル研究部へ。
こんなにたくさんの入部希望者が来てくれて、スパシーバ!
でもさすがに全員は部室には入れないので、整理券を配りまーす。
説明とかは長くて一時間になるかな?後ろの列の人はごめんね。」


後ろの一年生「「「Σえー!?」」」」


亜里沙
「でも時間になったら放送で教えるから。放送で番号呼ばれた人は来てね。でも時間になっても来なかったらニェーニェーだからね?」


一年生(にぇ…?何、それ…?)


雪穂
「Σあー。亜里沙ったら、また一年生にへんなこと言ってる。ごめんね。いまのは時間まで来なかったらダメってこと。つまり部活の説明会には参加できないから。そこは厳しくいくからね!」


一年生「「はーい」」


操「一時間も待つのか―。どっかでブラブラして時間つぶすか?」


友歌「そうね…。百歌さんはどうする?」


百歌
「そうですねー。もしかしたら20〜30分で終わるかもしれないですし…。操さんの言った通り、校内を歩きましょうか。
まだわからない場所もありますので」


操「決まりだな」


友歌「それじゃあ、どこへ行く?あまり遠くに行けないよ?」


百音
「私、音楽室へ行ってみたいですわ。西木野真姫さんが使ったピアノを見てみたいです」


友歌「西木野真姫さんって…μ'sの歌を作曲した、あの西木野真姫さん?」


百歌「はい。私、ピアノを少々やっているんです」


操「マジで?スッゲー!」


百音
「驚くほどでもありませんよ。ピアノのほかにバイオリンや琴、茶道、弓道、日本舞踊。他も少しやっているぐらいです」


操「完璧超人じゃねーか」


友歌(確かに。百音さんって見た目もいいスタイルしてるし)(ジー


百音「あらあら〜。そんなに見つめられたりおだてたりしても何もでませんから〜」


(一同(笑))


(数分後、音楽室へ)


操「ここが音楽室か」


(〜♪〜♪)


操「ん?なんかピアノの音するぞ」


友歌「本当だ」


百音「誰かいらっしゃるみたいですね」


(〜♪〜♪)


友歌(なんだろ?すごくきれいな曲。でもどこかで聞いた曲…)


操「良い曲だな」


百音「そうですね。心が洗われます」


操「なあ、入っちまおうぜ」


友歌「え?いきなり?まっt」


\ガラッ!/←ドアを開く


友歌(ウァァァ!!ヤッチャッター!!)


ピアノを演奏している女性
https://www.youtube.com/watch?v=8Ib_IuM7_WA)(←イメージです


もねみさ
(パチパチパチ)(拍手
 

女性「Σえっ!?な、何よあんたたち?いつからそこにいたの?」


操「え?さっきから」(アッサリ)


女性
「ΣΣなななななななな何ですとーーーーーーっっっ!!!!!!
のののののノックぐらいしなさいっ!!」


操「あ、悪い悪い」(ケラケラ

友歌

「Σあわわわわわわ!?すすすみません!!いきなり入ってきてすみませんでしたーーーー!!
ほら!操も百音さんも謝って!!」


操「え?今謝ったじゃん?」
 

友歌(だ、ダメだこいつ…。早く何とかしないと…)


百音「申し訳ありません〜。良い曲でしたので。ついつい見たくなりました〜」(のほほん


友歌(も、百音さんまで…。)


女性「も、もしかして…今の聞いてたの?」


もねみさ(笑顔でコクコクと頷く)


女性「ΣΣNO−−−−−−−−−!!!???」


友歌「あ、あの…大丈夫ですか…?」


女性「(ポソっと)…死にたい…」


友歌「え?」


女性「…死にたーい!!」


友歌「Σわわっ!?お、落ち着いてくださいっ!」


女性「(小声)…つよ」


友歌「え?」


女性「秘密だからっ!」


友歌「は、はいっ!?」


女性
「もうー!やだやだ。部に一年生が入ってくるから聞いて、内緒で練習していたのに…。あんたたちのおかげで台無しだわ!」(プンプン


友歌「す、すいません…」
(というよりなんで私ばかり謝んなくちゃいけないの…(泣)


女性「…ん? もしかしてあんたら、一年生?」


友歌「はい。そうですけど」


女性
「あっちゃー…。まさかその一年生にこれを見られるなんて…。一生の不覚だわ!せっかく雪穂さんや亜里沙さんも驚かせようとしたのに」


友歌「え?」


女性「ん?」


友歌「あ、あなたもアイドル研究部の人なんですか?」


女性「え?そうよ。何?あんたたちもそうなの?」


友歌「はい。というより今日がそのアイドル研究部の説明会があるので…。まだ部員じゃないですけど」


女性
「なんだ。なら後輩ってわけじゃない。あたしは二年生の日南 茉莉奈(ひなみ まりな)。 よろしくね」


友歌「上井友歌です」


百音「津久田百音です」


操「高堀操だ。よろしくな。操でいいぜ」


茉莉奈「あら、なんか小生意気な一年生がいるわね」


友歌「わわっ!?すみません!操。茉理奈さんにもう少し丁寧に言いなさいよ」


操「おっと、ごめんよ。茉莉奈さん、マリリン先輩って呼んでいいか?」


茉莉奈
「Σま、マリリン!?な、なによ!コイツ!腹立つわねーー!!」


友歌
「Σはわわわわわわ!!!!!!!!!!!ごごごこごコメンナサーーーーーイ!!!!!!!!!!!
Σなんで操はへんなあだ名ばかりつけんの!!??」


操「ダメなのか?」


友歌「初対面の人にいきなりあだ名つけちゃダメだよ!」


操「中学の時はウケたんだけどな」


友歌「そういう問題じゃない!」(ダレカタスケテェー!!)


百音「まあまあ、やっちゃったことは悔やんでもしかたありません」(のほほん)


友歌(な、なんで百音さんもこうなんだろう?そういう性格なのかな?)


茉莉奈
「ま、まあいいわ。それよりあなたたち。何かできるの?」


友歌「え?」


茉莉奈「何かできるか聞いてるのよ。」


操「俺!カバディできるぜ!」


茉莉奈「Σか、カバ…?」


操「こんなふうにな」(画像のようにカバディの動作をする)


茉莉奈「へ、へぇ…。ま、まあすごい動きがあるのはわかったわ」


操「へへ」


茉莉奈「でも無駄な動きが多いわね」


操「なんで?」


茉莉奈
「ダイナミックなのはいいんだけど、そんなんじゃばかりはスタミナが持たないわよ。あなたは動きをもう少しおさえたほうがいいかもしれないわね」


操「ふぅん。わかった」


茉莉奈「津久田さんは?」


百音「ピアノやバイオリンなら少々」


茉莉奈「そうなの。じゃあ…。私のさっきひいたのできる?楽譜もあるわよ」 


百音「いえ、大丈夫です」


茉莉奈「へ?」


百音「ではひいてみますね」
(https://youtu.be/RUw-MChaKjk←イメージ)


百音「どうでしょう?」


茉莉奈「…う、うますぎる…。」(あんぐり)


茉莉奈(え、これって耳コピ絶対音感?嘘?あたしよりすごいじゃん!)


百音「…茉莉奈先輩?」


茉莉奈「へ?あ、ああ。うん。すごい。あなたなかなかやるわね。で、でもあたしほとじゃないけどね」(汗


百音「ありがとうございます」(満面の笑み)


茉莉奈(うっ?笑顔が眩しすぎるわ!)


茉莉奈「あ、えー…。コホン。じゃあ上井さん。あなたは何ができるのかしら?」


友歌「わ、私ですか?」


友歌
(そ、そういえば私はこれと言った、得意なことや苦手なものはひとつもなかった。
どうしてμ'sやA-RIZEのようになりたかったのか。ただ輝きたいだけ?確かにそう思った。今でもそう思う。でもそれが私の目標なの?
新しい自分になりたい。それもそう。
ただ今、これだけは言える


『操と百音さん、この二人ともっともっと大きく羽ばたきたい!!』)


茉莉奈「…さん。」


友歌(…)


茉莉奈「上井さん?」


友歌「Σひゃい!?」


茉莉奈「どうしたの?」


友歌「い、いえ。」


茉莉奈「そう。で、あなたは何ができるの?」


友歌「なにもできません」


茉莉奈「は?」


友歌「なにひとつもできません」


茉莉奈「…は、はあっ!?」 


友歌
「『今は』なにひとつもできません。でもこれからたくさん頑張って練習してうまくなって…μ'sやA-RIZEのようになってみせます!」


茉莉奈「あんたねぇ、スクールアイドルなめてんの?」


友歌
「いえ。でも茉莉奈さんの言うことはもっともです。私のように、なにも取り柄のない人がμ'sみたくはなれないと思います
でも…。操と百音さんと一緒ならあの人たちみたく羽ばたくことかできるはず…いえ、羽ばたいてみせます!絶対に!」


茉莉奈
「…なによ。その答え。めちゃくちゃだわっ!あんたなめてんの!?」


友歌「Σうっ…」


茉莉奈
「でもね、その考えは嫌いじゃないわよ。」


友歌「じゃあ…」


茉莉奈
「と言っても、あんたをまだ認めたわけじゃないからね。
なにも取り柄がない人がそう簡単にスクールアイドルになれるわけじゃないのよ。それだけは肝に命じておきなさい」


友歌「は、はい。ありがとうございます」


百音「やりましたね。友歌さん」


操「おいおい、ユッキーすげえじゃん!俺、ユッキーのことめっちゃ惚れちまったよ!」(抱きつく)


友歌「Σちょ、ちょっと!」(汗


茉莉奈「ふふ。仲がいいじゃないの。あたしも負けてられないわね。スクールアイドルの頂点にたつのはこのあたしなんだからね!」


操「何をー!俺らがてっぺん取ってやるぜ!な、ユッキー!」


友歌「うん。負けない!」


百音「そうですわね。私たちは茉莉奈さんにも、他のスクールアイドルにも負けてられませんね」



「おぅよ!」


友歌「うん、がんばろう!」


//ピンポンパンポーン\\


亜里沙
『アイドル研究部からお知らせでーす。二回目の説明会を行いますので、呼ばれた整理番号の人は来てくださーい
○番、△番、×番(如何略)』


友歌「あ、私たちの番号が呼ばれた。行こう」


操「おう」


百音「はい」


(ナレーション:友歌)

スクールアイドルとしてまた新たな一歩をふんだ私たち。でも先はまだまだ長い。

でもあの人たち(μ's)を目指せば想いは絶対に叶うはず

行くよ。操!百音さん!

続く!→http://d.hatena.ne.jp/tw1-2/20170414