蒼い子猫と翠風の樹

取扱注意的なラブライバー時々PBWユーザーところによりTRPGプレイヤー

ラブライブスピンオフ 第10章 (8月31日修正)

※前書きっぽい言い訳


今回は文章を作成中にデータがいきなり消え全部飛んだので、予定していた10章と11章の話をまとめました。


※8月31日
文中の中で中間テストとありましたが、時期的に完璧に勘違いだったので小テストと直しました


ご了承ください



前回のラブライブ!http://d.hatena.ne.jp/tw1-2/20170717#1500285280


イカだ。


3年ぶりに沙樹と再会したけど、まさかビンタで挨拶とは思わなかったな。
まああいつの夢を壊したのはあたしだし。怒られるのも無理はない。
でも今度はあたしがあいつの夢を叶えてあげたい


しかい今回の一年生たちは沙樹をはじめ、いい面構えしてるね。あたしはあいつらのために、陰ながら応援するよ




第十章 〜変化。そして…〜


(翌日)


\キーンコーンカーンコーン♪/


(体をずるずるひっぱるように歩く友歌)


友歌「ううう…。体が痛いよぅ。筋肉痛だぁ…」(泣)


百音「あ、友歌さん。おはようございます…。Σって、どうしたんですか?」


友歌「あ、百音さん。おはよう。…うん、連日の練習なのかな、体が痛いよぅ…」(泣)


百音「実は私もなんです。特に背中とふくらはぎが…」(しゅん)


操「オーッス!おはようだぜ!!」(後ろから二人の背中を叩く)


友歌「ΣΣぴぎゃああああああっっっ!!!???」


操「Σどうしたんだよ!?いきなり叫んで」


友歌「何するの!!体が痛いのに後ろから叩くなんて!!」


操「ん?ああ、昨日の練習で筋肉痛になったのか。悪い悪い」


百音「もう、本当に今日は朝から最低です。操さんは平気なんですか?」


操「平気平気。昨日は帰った後にスクワットや腹筋とかもやったぜ?」


友歌「こ、このトレーニングバカ…」


操「それってほめてんのか、ばかにしてんのか、どっちだ?」


とももね「「両方」」


操「うーん、まあいいや」(笑)


(時間はすぎ放課後、場所は屋上)


操「よっし!今日もいっちょうやりますか!」


友歌「はぁ…。ホントに操はポジティブだね。ある意味尊敬するよ」


百音「私もですね」


操「ありがとよ。あ、そういえば島のやつ、あのあとどうなったんだ?」


友歌「私は聞いてないけど…」


百音「私もです。もう少したったら来るんじゃないんでしょうか?」


\ガラ/


雪穂「あ、みんないるかな? うん、いるみたいだね」


茉莉奈「さて、今日もビシバシしごくわよ。その前に知らせることが一つ」


一年生ズ「?」


茉莉奈「えーと、昨日の沙樹とライカさんの件についてだけど、みんなはもう知っているわね。雪穂さんと亜里沙さんと話して相談した結果、ライカさんと沙樹には一週間、部への出入りを禁止にしたわ」


一年生ズ「!?」


茉莉奈「と言ってもその一週間、ちゃんと練習メニューをこなすようには言っておいたから。別に心配する必要もないわ」


雪穂「みんながまだ部に入ってまだそんなにたってないし。まさか今回こんなことが起きるなんて私も驚いた。でもルールはルール。みんなにも今回のことを踏まえて。みんなで楽しくスクールアイドル活動をやりたいってことは私や亜里沙だけでなく、みんなも気持ちは同じだと思うから」


亜里沙「うん、こういうことになるなんて亜里沙も辛いけど…。一週間たったらまたみんなで楽しく練習しよ♪」


茉莉奈「はい、お知らせは以上。さあ、練習始めるわよ」


一年生ズ「ハイ!!」


ナレーション(CV:日高のり子
(一週間経過した。厳しい練習のせいなのか、たくさんいた一年は半分以上までに減ってしまった。はたして友歌たち一年生はこの試練を乗り越えることができるのか…。そして一週間後、放課後の屋上にて)


雪穂「はい、みんな集合。今日もがんばって練習するよ」


一同「はい」


茉莉奈「しかし今年もまあ一年生がかなり減ったわね。去年よりはマシだけど」(苦笑)


亜里沙「それでもここにいるみんなはもっとがんばったからいいほうだよ。ね、雪穂」


雪穂「そうだね。今年のラブライブはこのメンバーで予選を勝たなきゃいけないもん」


詠美「ま、それでも茉莉奈の鬼のような地獄の練習は変わらないけど」


未唯「…うん…。茉莉奈は鬼…」


茉莉奈「うっさい!そんなこと言うならあんたらの練習の量を増やすわよ!」


未唯「…鬼…」


雪穂「はいはい、話戻すよ。あ、今日からライカと沙樹さんが戻ってくるよ。二人とも、入ってきて」


(屋上の出入り口から二人が登場)


イカ「うす。来宮イカ、一週間反省して只今もどりました」


沙樹「…みなさん、先日はご迷惑をかけてすいませんでした。今回のことを戒めて、この先も精一杯努力します…」


詠美「なんかまだ二人の関係がギクシャクしてない?」


未唯「…うん…。…そう見える…」


茉莉奈「それでもラブライブの予選は待ってくれないわよ。二人とも、ちゃんとメニュー通りの練習をしてきたわよね?」


イカ「うん。とりあえず体はほぐしたって感じ。でも医者にはもう少し様子見って言われた」


茉莉奈「ま、そうよね。ライカさんはライカさんなりに練習したんだから。沙樹はどうなの?」


沙樹「はい。ちゃんと茉莉奈さんが出した練習メニューをこなしました」


茉莉奈「ならよし。じゃあ練習始めるわよ」


(練習開始→終了)


友歌「…はぁはぁ…」


百音「友歌さん、大丈夫ですか?」


友歌「うん…。大丈夫」


操「なんかさぁ、ユッキーって体力がついてきたんじゃね?」


友歌「え?」


百音「そうですね。私もそんな気がします」


茉莉奈「それはアンタが今日まで諦めなかった証拠よ」


友歌「茉莉奈さん?」


茉莉奈「最初、音楽室で会った時はひょろかった感じ。この部に入った時も内心、ハラハラしたけど…。最近のアンタを見ると厳しい練習についてきて、その結果、基礎の体力がついてきた。つまりこれでアンタは次のステージに一歩近づいたことよ」


友歌「茉莉奈さん…。ありがとうございます!」


茉莉奈「まあそれでもアタシから見たらやっぱりダメダメだけどね」(笑)


友歌「そんなー…」(泣)


沙樹「おめでとう、友歌さん」


友歌「沙樹さん?」


沙樹「本当にあなた…いえ、あなたと高堀さん、津久田さんがここまでくるなんて正直思わなかった。でもあなたたちはこのステージまで登ってきた」


友歌「沙樹さん、ありがとう」


沙樹「でも私はあなたたちの先をもっと行く。だから私はあなたたちに負けない」


操「何をー?俺たちだって負けないぜ!」


百音「はい!私たちも頑張りましょう!」


イカ「おぅおぅ。今年の一年は元気があっていいねぇ」


沙樹「…何の用」


イカ「おいおい、そんなに怖い顔するなよ。ただそこの一年に挨拶するだけだよ」


沙樹「…好きにすればいいわ」


イカ「ああ、怖い怖い。なあ、君たちが噂の一年生だってな?」


友歌「?」


イカ「詠美と未唯から聞いてるよ。あ、茉莉奈も沙樹に負けたこともな」


友歌「は、はぁ…」


イカ「えーっと…。あ、そこの髪の短いコが高堀だな」


操「お、おう」


イカ「お前も勝負して負けたんだってな」


操「Σう゛…」


イカ「あっはっは!あの茉莉奈に勝負を挑んたことじたいが凄いけどな」


操「ぐぅの音もでねぇっす」


イカ「あとさぁ、なんかお前と私ってキャラかぶってない?」


操「へ?」


イカ「まあいいけど。もし仮にお前とユニットとか組んだら面白そうだってな。」


操「うーん…。考えときます。俺、今こいつらといるのが楽しいんで」


イカ「そっか。まあ気が向いたらいつでも声かけてくれよ」


沙樹「待ちなさい。あなたにひとつ聞きたい事があるの」


イカ「なんだい?」


沙樹「二カ月ぐらい入院したらしいけど…。なんかあったの?」」


イカ「あぁ、そのことか。舞台の上から落ちて足折った」


沙樹「!?」


イカ「うん。沙樹が驚くのも無理ないな。あの時は連日のスケジュールで疲れていたからな。あんま寝てなかったし。あるイベントのリハしていたら急に眠気が出てきた。そんな状態でリハしていたら、運悪く舞台から落ちてこの結果。所属していた事務所から完治するまで休めって言われたよ」


友歌「それじゃ今でもスクールアイドル活動をしているんですか?」


イカ「とりあえずね。でも今じゃこの足で無理っしょ。下手すりゃアキレス腱切ってたかもしれないし。今はスクールアイドル活動休止中。まあクビに近いけどね」


沙樹「……」


イカ「どうした? ああ、こんな状況の私を笑ってるんだな。無理もない。天罰ってやつだな」


沙樹「…別に。確かに今の私の心のどこかであなたを嫉妬しているのかもしれない。でも今のあなたを見ても笑ってもいない。天罰とも思っていない。そうなったのは全部あなたの責任。私には関係ない」


イカ「ははは、耳が痛いね。じゃあ今はどんな気分?」


沙樹「ラブライブに優勝してあなたを見返すこと。ただそれだけ」


イカ「それだけ?」


沙樹「それだけよ」


イカ「昔っからお前は変わってないな。自分の夢に向かって走る。私はそんなお前が好きだよ」


沙樹「褒めてるの?けなしてるの?」


イカ「前者だね」


沙樹「まあいいわ。早く怪我を治して私たちのいる場所に来なさい。文句はそのときに改めて言うわ」


イカ「おうおう、やっぱりお前って怖いな」


茉莉奈「…仲直りしたってやつ?」


亜里沙「うん、仲直りしたと思うよ」


雪穂「またなにかありそうかなって思ったけど…。うん、なんか安心した」


操「そうかぁ? まあライカさんは面白いし、島もなんか和んだらしいからいいんじゃね?」


茉莉奈「この感じ、いいわね。みんなもやる気が上がっているみたいだし」


友歌「はい。私ももっと頑張ります」


百音「でも今は二年と三年、合計六人います。μ'sの時は9人。今の雪穂さんたちの時の大会はライカさんを除く5人が出たと聞きました。今回はライカさんを含め6人です。今回はその6人で参加するのでしょうか?」


操「いや、俺とユッキー、モッチー入れて9人だろ?」


百音「いえ、沙樹さんはすごいと思います。もしかしたら1年は沙樹さんだけかもしれません…」


友歌「そうだよね。沙樹さん、私たちよりすごいもん。やっぱり私たちにラブライブは無理なのかな…」


操「おいおい、ユッキー。さっきの元気はどこ行ったんだよ?俺たちは絶対にラブライブに行くって決めたろ?」


友歌「うん。でも…」


茉莉奈「はいはいはい。そこ、こっちに集合。今から雪穂さんが大切な話があるわ」


雪穂「みんな、いつもおつかれさま。さて、私たち二年三年と全員揃い、一年生も今日まで必死にここまで頑張ってきた。こんな部長である私と亜里沙に付き合ってきてありがとう」


イカ「おいおい、それじゃまるで私たち三年が部を引退するみたいじゃんか」


雪穂「ごめんごめん(笑) でもね、本当に感謝しているんだ。ここまで来れたのはみんなのおかげ」


亜里沙「うん!みんな、スパシーバ!」


茉莉奈「えー…おほん。雪穂さん、そろそろ話を進めてください」(笑)


雪穂「え、うん…。こほん、それじゃ本題に入るね。一年は知らないと思うけど、九月にラブライブが開催される」


※参考→http://ch.nicovideo.jp/ryu_com_blomaga/blomaga/ar826839


操「お。来たぜ来たぜ」


雪穂「そこで今度のGWに合宿したいの。その期間を使ってもう一度基礎に戻って体力、振付、歌とかいろいろと見直したりしようと思って」


詠美「なるほど、もう一度そこで私たちと今ここにいる一年で息を合わせようってことですね」


雪穂「うん。ここからが本題。今度の大会のメンバーは合宿の最終日で大会に出るメンバーを決めようと思う」


一同「ΣΣ!?」


イカ「おいおい、それは今初めて聞いたよ。びっくりした」


未唯「…………」


詠美「未唯も驚いてるようね。私も驚いたけど」


雪穂「ごめんね。黙って亜里沙茉莉奈ちゃんと決めちゃって」


イカ「二人も絡んでいたのか。まったく、何も言えないよ」


亜里沙「ごめん、ライカ。でもこれは全員にチャンスがあるってことだよ」


沙樹「話はだいだいわかりました。今度の合宿でより高い評価を受けた人がメンバーとなり、ラブライブに参加できるというわけですね」


雪穂「うん、そんな感じ。これはメンバーの座をかけた合宿にもあるの。なにか質問したい人いる?」


百音「あの…もしメンバーから外れた人は、ラブライブの会場にもはいれないんですか?」


雪穂「そこは大丈夫。その時はサポーターや裏方としての仕事…つまり関係者として入れるから。もし今回ダメだった人でもサポートがしてほしいの。ステージに出るメンバーがもしもの不測の事故とか起きた場合は代わりに出るかもしれないから」


操「なるほど、バカな俺でもわかったぜ。つまりもっと練習しないといけないんだな」


茉莉奈「極端な答えね。アンタらしいわ。まあそんな感じね。ここにいる全員が仲間でありライバル。お互い支え合って誘い合う。まさにいいじゃない」


操「うおー!俺、燃えてきたぜ!!」


百音「私も気合が入ってきました。頑張りましょう、友歌さん」


友歌「うん!」


茉莉奈「さらに気合が入ったみたいね。でもそう易々とメンバーの座は取らせないわよ」


詠美「そういう茉莉奈こそ足元食われたりして」


未唯「…うん。メンバーになれないほうにかけてもいい…」


茉莉奈「うっさい!」


沙樹「ライカ


イカ「なんだい?」


沙樹「私はまだあなたを許したわけじゃない。あなたが座るメンバーの座は私が必ず奪う。それだけは覚えといて」


イカ「やれやれ…。ま、いいか。受けて立とうじゃないか」


亜里沙「雪穂。なんかみんながすごくやる気みたいだよ!」


雪穂「そうだね。私も負けない様に気を引き締めないと!」


亜里沙「うん。亜里沙だって雪穂には負けないから」


百音「…あ…」


友歌「? どうしたの?」


百音「GWの前に、小テスト…ありましたよね…?」


雪穂「うん、あったけど…それがどうかしたの?」


友歌「……あっ!?」


百音「あっ!!」


一同「??」


友歌「百音さん。確か操、言っていたよね?」


百音「はい。操さん、勉強は全くダメだと…」


(一同、操を見る)


操「へ、へへへ…」


一同「Σな、なんだってーーーーーーーーーーーーー!!!!????」


雪穂「ね、ねぇ。今のはすごく遅いエイプリルフールだよね。嘘だよね?正直に言って。今ならまだ許すかららららららら」ガクガク


亜里沙「Σ雪穂、落ち着いて―!?><」


茉莉奈「まったく…。やっぱりアンタダメダメね。まさか勉強もここまでダメだったとは。よくそれで音ノ木坂に入学できたわね」


詠美「まさかカンニングとかしてないよね」


操「してねえよ」


未唯「…よくそれでここに合格したの…アイドル研究部の歴史に名を遺した…」


茉莉奈「ちょっと!そんなもの残したくないわよ」


沙樹「これも運でしょう。運も実力のうちといいますから」


操「へへへ…」


友歌「操!笑わないで!」


百音「操さん、一つ質問します。あなたの中学の頃の成績はどうでした?」


操「え?体育以外は3か4」


百音「それは10段階でですか」


操「おう」


百音「ここの入学偏差値はご存知ですか?」


操「30?」


友歌「アババババババババ…」(FXで有り金全部溶かした人の顔のようになる)


※音ノ木坂の偏差値(非公式による参照)では55


茉莉奈「ダメね。これはすごい重症。こんなんじゃ赤点確定ね」


イカ「これはもうみんなで高堀に勉強を教えるしかないね。そうしないとみんなで合宿に行けなくなる」


操「それは困った。俺も合宿に行きたい」


イカ「なら勉強しようじゃないか」


操「うー…。仕方ない。俺はテストにも負けない女になってやるぜ!!」


雪穂「うん、その心意気は認めよう」


亜里沙「でもどうやってするの?」


沙樹「そうですね。皆さんの好きな科目、または得意な科目を教えるのはどうでしょう?」


雪穂「うん、それはグッドアイディア。それ採用」


イカ「じゃあみんなでそれぞれの得意な科目を言おう。私は数学だね」


茉莉奈「私は全部いけるわ。あえてあげるなら英語ね。スクールアイドルは英語も必要よ」


雪穂「私は…んー。現国?」


亜里沙「私はロシア語!」


雪穂「亜里沙、それはないと思うよ(笑)」


亜里沙「えへへ…。でも英語ならなんとかなるよ」


詠美「私は地理ね」


未唯「…古典…」


沙樹「私は茉莉奈さんと同じく全部いけます」


百音「私も全部とは言い切れませんが、大丈夫です」


茉莉奈「友歌さん、あなたは?」


友歌「す、数学以外なら…」(汗


茉莉奈「数学ねぇ…。それ以外は?」


友歌「文系ならなんとか…」


茉莉奈「OK。友歌さんの場合は数学ね。ま、なんとかなるでしょ」


雪穂「はい、決まり」


亜里沙「でもどうやって教えるの? 全員で教えるのもありだと思うんだけど」


沙樹「そこは2、3人で教えていきましょう。各自が得意な科目を教えるのが一番妥当かと思います」


イカ「なるほど。それはいいアイディアだね」


咲樹「でもどうするんです。今日は金曜だから下校時間ぎりぎりまでできたとしても、明日明後日は土日だからさすがに部室や教室で勉強できます?」


雪穂「あちゃー…。それがあったか」


百音「ならば私の家で勉強しましょう。一人暮らししているので部屋は空いてますから」


雪穂「えっ? 百音さんって一人暮らしなの?」


百音「はい。場所はJRの御茶ノ水から一分ほどのマンションに住んでいます」


茉莉奈「1分って…。それはいいとして、値段いくらしたのよ」


百音「えーと、お父様のお話では1,380万円ぐらいでした」


雪穂「い、1,000…」


友歌「380万円…@@」


操「な、なあ。モッチー。お前の親父さんの仕事って何してんだよ?」


百音「えーと、総合企業とアミューズメント施設、ホテル経営、私立の学校経営、貿易、医療…。いろいろやっていますね」(のほほん)


操「ま、まさかと思っていたが…マジにリアルお嬢様かよ…」


雪穂「そ、それはともかく…。全員で行くの?それとも何人かで行くの? 私はちょっと無理かな。お店のお手伝いもあるし」


亜里沙亜里沙も明日はお姉ちゃんと買い物の約束しちゃったし…」


茉莉奈「なら友歌さんと操が行けばいいじゃない。アンタたち仲いいしね」


友歌「は、はぁ…」


操「俺は別にかまわないけど。てかモッチーの家、見てみてぇ」


イカ「じゃあそれで決まりだね」


詠美「まあ私や未唯も用事あるから」


未唯「…対した用事じゃないけど…。休みの日は寝るに限る…」


詠美「あなたは黙りなさい」


茉莉奈「あんたら、そんなことしているとアンタたちも赤点取るわよ?」


未唯「…だぁいじょうぶ、だぁいじょうぶ…」


茉莉奈「はぁ…。詠美、未唯のことはよろしく頼んだから」


詠美「えぇ…。もう、仕方ない。未唯、用事済ませたら勉強するから」


未唯「…詠美の鬼…」


イカ「ははは。君たちは相変わらずだな」


沙樹「そんなことよりライカ。あなたは大丈夫なの? あなたまで赤点取ったらシャレにならないわよ」


イカ「大丈夫さ。これでもテストは上位に入ってるし、予習復習もばっちりさ」


沙樹「昔からあなたのそういうところがむかつくわ」


百音「沙樹さんはどうします。私の家に来ますか?」


沙樹「お誘いありがとう。でも今回は遠慮するわ。私もいろいろとすることあるから」


百音「そうですか。でもいつでも遊びに来てください。歓迎しますから」


咲樹「そうさせてもらうわ」


友歌「でも泊まるって言っても、泊まっていいかどうかお母さんに連絡しないと」


操「そうだな。俺も親父に連絡しないと」


(数分後)


友歌「いったん家に帰ってくるならいいって」


操「俺もOK。でか勉強が終わるまで帰ってくるなって言われた」


茉莉奈「自業自得ね」


操「ぐぅ…」


雪穂「それじゃ週末は友歌さんと百音さんに任せよう。週明けからは私たちが教えるってことで」


茉莉奈「じゃあ今日はこれで解散ね。休みだから遊んじゃいけないとは言わないけど、テストの件もあるからみんなは勉強もすること」


一同「おー」


続く!→http://d.hatena.ne.jp/tw1-2/20170910#1505033400