蒼い子猫と翠風の樹

取扱注意的なラブライバー時々PBWユーザーところによりTRPGプレイヤー

ラブライブスピンオフ 第14章

前回のラブライブ!

http://d.hatena.ne.jp/tw1-2/20171226


詠美「詠美よ」


未唯「…未唯…」


詠美「またあなたは…ちゃんとシャキッとしなさい」


未唯「…だって眠いんだもん…」


詠美「はぁ、まだ合宿初日だというのにこれから大変よ」


未唯「…だいじょうぶ、だいじょうぶ…。だって一年生もしっかりとスクールアイドル部の部員らしくなってきたし…。雪穂さんや亜里沙さん、茉莉奈もいるからだいじょうぶだって…」


詠美「まったく。それじゃ今度のラブライブのメンバーを勝ち取れないわよ?」


未唯「そこもだいじょうぶ…。私がそう簡単にメンバーの座は渡さないから…。それより詠美のほうこそだいじょうぶなの…」


詠美「あなたよりはましね。だとえ誰であってもメンバーの座は譲らないから。それがたとえ未唯、あなたでもね」


未唯「…なぁんだ。ちゃんとしてるじゃない。なら私が心配する事ないね…。ふわぁ…、なんか眠くなってきたよ…。あとはよろしく…ZZZ」


詠美「あ!?え?こら!未唯!ねるなら布団で寝なさい!」


未唯「…ZZZ…」


詠美「はぁ…。この先が思いきりやられるわ」(溜息)




第14章 〜おふろ!〜


(夜、真姫別荘邸内。ある部屋の前)


坂本「上井様、津久田様、高堀様のお部屋はこちらになります」


(ガチャ)


操「Σうおっ!?なんだこれ!?すっげー広いぞ?モッチーのマンションの部屋と同じぐらいだぞ?」


百音「そうですね。私の住んでいるマンションの部屋ぐらいありますね」


友歌「やっぱり真姫さんってすごい人なんだね」


操「そうだな。さっきライカさんに聞いたらでっかい病院の娘だってさ」


友歌「や、やはり私たちと違う次元なんだね…」


操「お、そうだ。晩飯前に風呂はいっちまおぜ」


友歌「うん、そうだね。あ、わたしちょっと仕度かかるから
先に行っていて」


百音「わかりました。行きましょう、操さん」


操「そうだな。じゃ先に行っているぜ」


(5分後、脱衣所にて)


操「うお!?ここもすっげー広いな!」


百音「そうですね。すごくゆったりとした場所ですね」


操「よし。早速入ろうぜ!」(服をババッと脱ぐ)


沙樹「あなた、こんなところまではしゃぐと真姫さんに怒られるわよ」


操「うわ、いつの間に来たんだ?」


沙樹「今さっきよ。廊下からもあなたの声が聞こえたわよ。もう少し声を下げたほうがいいわ」


操「お、ごめんよ。でもこんな広い場所だとテンション高くなるだろ?」


沙樹「それはあなただけよ」


操「ぐっ…。わ、わかったよ」


百音「すいません、咲樹さん…」


沙樹「百音さんが謝る必要はないわ。高堀さんが騒いだわけだし」


百音「そうですね…。でも以後気を付けます」


沙樹「津久田さんって優しいのね。私はあなたのそういうところに魅かれたみたい」


百音「あ、ありがとうございます…///」


操「? モッチー、何赤くなってるんだよ?」


百音「な、なんでもありませんっ!」


操「それにしても…モッチーって本当にスタイルいいよな。特に胸とか」ケラケラ


百音「Σあ、あまり見ないでくださいっ!!」


沙樹「そうよ。あなた、すこしクールになれないの?」


操「うーん…。難しいなぁ。俺、そんなにハイテンション?」


もねさき「うん」


操「そうかぁ…。ま、いいや」


沙樹「…あなたのそういうところはある意味尊敬するわ…(溜息)」


     ※     ※     ※     ※


\ガラ/


操「Σうおっ? ここもスッゲー!まるで露天風呂じゃん!」


百音「本当に…スケールが違います…」


沙樹「でも津久田さん、あなたの実家のお風呂も大きいんでしょう?」


百音「は、はい。確かにそうですが…。改めてみるとやはりすごいと思います」


操「え?モッチーの風呂もそんなにでかいのか?」


百音「はい」


操「ならさぁ、今度泳がせてくれよ」


百音「Σだ、ダメですよ!?」


沙樹「そうよ。風呂で泳ぐなんて最低のマナー違反だわ」


操「そうかぁ。俺は小さい頃、よく家の風呂で素潜りとかしたけど」


沙樹「それもいけないことだわ。小さい頃ならまだいいかもしれないけど、さすがにこの年になるとアウトよ」


操「そうなのか。じゃやめとくわ」


沙樹「それにしても…友歌さん、遅いわね。あなたたちと一緒じゃなかったの?」


百音「なんか準備するとか言っていました。もうすぐ来ると思います」


\ガラ/


操「来た来た…って。あれ? ユッキーじゃないぞ?」


百音「どなたでしょう? ここの建物の関係者でしょうか…」


??「あれ? その声は百音さん?」


百音「え? はい、そうですけど…」


操「誰?」


??「この声は…操?」


沙樹「…まさか…友歌さん?」


友歌「は、はい。沙樹さんですか?」


沙樹「そ、そうだけど…。本当に友歌さん?」


友歌「そ、そうですよ。誰だと思ったんですか?」


操「…い。いやマジでユッキーとは思わなかったわ…」(あんぐり)


友歌「な、何を言ってるの? …あ、ごめんなさい。メガネかけてないからわからなったんだね」


操「わかるもわからないも…。なんてそんないいスタイルしてるんだよ。髪もいつもの三つ編みじゃないからわからんかったわ」


沙樹「私も驚いたわ。まさか友歌さんがそんなにスタイルがよかったなんて」


百音「わ、私もです。すごく綺麗です」


友歌「そ、そんな。私より百音さんや沙樹さんのほうがスタイルがいいはずだよ」


沙樹「いえ、友歌さん。あなたが一番きれいよ。三つ編みをほどいたそのロングヘアが似合ってるわよ」


百音「私もそう思います」


操「なんだよ。ユッキー、そこまでスタイルがいいこと隠してたんだよ?」


友歌「え? か、隠すも何も…。私、何もしてないよ」


操「なんだと? モッチーに負け字劣らずそんなでかい胸しやがって!こうしてやる!」ワシワシモミモミ


友歌「Σひゃうっ!? や、やめて!どこ触っているの?」


操「うりゃうりゃ」ワシワシモミモミ


友歌「だ、ダレカタスケテー!!」


沙樹「やめなさい」(チョップ)


操「痛て」


百音「大丈夫ですか、友歌さん?」


友歌「う、うん…大丈夫だけど…。でも、操」


操「なんだよ?」


友歌「サイテー!」


操「Σな、なんだよ? 胸ぐらい…。別に女同士だからいいじゃんか」


友歌「それでもサイテーだよっ!」


沙樹「そうね。今のは高堀さんが悪いわ」


百音「私も同じ意見です」


操「う゛っ…。そ、そんな目で見なくてもいいじゃないか」


友歌「…ねぇ、操」


操「な、何だよ…」


友歌「…この借りは必ず返すからね?」(ニッコリ)


操「Σひ、ひぃ!?」


沙樹(ねぇ、百音さん。友歌さんは絶対に怒らせないほうがいいわよ)ヒソヒソ


百音(そうですね…。気を付けましょう)ヒソヒソ


(カポーン)


操「あぁ…。いい気持ちだ。やはり風呂は最高だな」


沙樹「そうね。今日の疲れがとれそうな気がするわ」


百音「私もそう思います」


友歌「私も。日本人に生まれたよかったと思うよ」(笑)


\ガラ/


操「? 誰か入ってきたみたいだぜ」


??「あら? 先客がいるみたいね」


友歌「Σま、真姫さん!?」


真姫「あ。あなたたちだったのね」


沙樹「はい。先に入らせてもらってます」


百音「すいません」


真姫「別にいいわよ。貴方たちとお話したかったし。その前に…そこの髪の長いコは誰?」


操「ユッキーだぜ?」


真姫「ユッキー?」


沙樹「友歌さんのことです」


真姫「Σえ?嘘? 本当に友歌なの?」


友歌「は、はい。そうです…」


真姫「びっくりしたわ…。そんなにスタイルがよかったなんて…。まるで花陽(※1)と同じみたい」


友歌「Σえ? こ、小泉花陽さんのことですか? そ、そんなことないですよ!?」


真姫「そうかしら…。なんか希の気持ちがよくわかる気がしてきたわ」(キュピーン←目が光る)


友歌「Σな、何をするつもりですか!?」


真姫「こうするのよ!!」ワシワシワシワシ


友歌「ΣΣひゃあああああああああああああ!!!!????@@」


真姫「ああ…。やはり希の気持ちがわかってきたわ」モミモミモミ


友歌「Σや、やめてくださあああああああああああい!!??@@」


操「おっ? マッキーさん。俺にもやらせてくれよ!」


沙樹「やめなさい。あなた、さっきやったでしょう」


百音「そうです。それ以上すると怒りますよ?」


操「わかったよ」(笑)


真姫「そうね。私も調子にのりすぎたわ」


友歌「…うう…。お家に帰りたい…」(泣)


真姫「ご、ごめんなさい。お詫びにあとでいいものあげるから」


友歌「いいもの?」


真姫「そう。とっておきの宝物。夕食が終わった後の自由時間に渡してあげる」


友歌「は、はい…」


\カポーン/


真姫「ふぅ。でも初日とはいえ疲れたでしょ?」


操「俺はまだまだいけるぜ?」


友歌「こ、この体力バカ…」


沙樹「でもそこらへんが高堀さんのいいところかもしれないわね」


百音「そうですね。体力テストの時も疲れなんて見えませんでした」


真姫「ふぅん。操、あなたなかなか見どころありそうね。明日からバリバリ鍛えてあげるから」


操「どんと来いだぜ!」


真姫「あなたたち三人もね。覚悟しておきなさいよ?」


とももねさき「はい」


真姫「さて、そろそろ夕飯の時間ね。あがりましょう」


操「どんな飯か気になるぜー!」


百音「そうですね。私も気になります」


沙樹「そうね。どんなメニューか私も同じ考え。友歌さんも上がりましょう」


友歌「うん」


続く
http://d.hatena.ne.jp/tw1-2/20180510#1525960606



※1
公式によると小泉花陽のスリーサイズは上から82/60/83