ラブライブスピンオフ 第14章
前回のラブライブ!
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詠美「詠美よ」
詠美「またあなたは…ちゃんとシャキッとしなさい」
未唯「…だって眠いんだもん…」
詠美「はぁ、まだ合宿初日だというのにこれから大変よ」
未唯「…だいじょうぶ、だいじょうぶ…。だって一年生もしっかりとスクールアイドル部の部員らしくなってきたし…。雪穂さんや亜里沙さん、茉莉奈もいるからだいじょうぶだって…」
詠美「まったく。それじゃ今度のラブライブのメンバーを勝ち取れないわよ?」
未唯「そこもだいじょうぶ…。私がそう簡単にメンバーの座は渡さないから…。それより詠美のほうこそだいじょうぶなの…」
詠美「あなたよりはましね。だとえ誰であってもメンバーの座は譲らないから。それがたとえ未唯、あなたでもね」
未唯「…なぁんだ。ちゃんとしてるじゃない。なら私が心配する事ないね…。ふわぁ…、なんか眠くなってきたよ…。あとはよろしく…ZZZ」
詠美「あ!?え?こら!未唯!ねるなら布団で寝なさい!」
未唯「…ZZZ…」
詠美「はぁ…。この先が思いきりやられるわ」(溜息)
第14章 〜おふろ!〜
(夜、真姫別荘邸内。ある部屋の前)
坂本「上井様、津久田様、高堀様のお部屋はこちらになります」
(ガチャ)
操「Σうおっ!?なんだこれ!?すっげー広いぞ?モッチーのマンションの部屋と同じぐらいだぞ?」
百音「そうですね。私の住んでいるマンションの部屋ぐらいありますね」
友歌「やっぱり真姫さんってすごい人なんだね」
操「そうだな。さっきライカさんに聞いたらでっかい病院の娘だってさ」
友歌「や、やはり私たちと違う次元なんだね…」
操「お、そうだ。晩飯前に風呂はいっちまおぜ」
友歌「うん、そうだね。あ、わたしちょっと仕度かかるから
先に行っていて」
百音「わかりました。行きましょう、操さん」
操「そうだな。じゃ先に行っているぜ」
(5分後、脱衣所にて)
操「うお!?ここもすっげー広いな!」
百音「そうですね。すごくゆったりとした場所ですね」
操「よし。早速入ろうぜ!」(服をババッと脱ぐ)
沙樹「あなた、こんなところまではしゃぐと真姫さんに怒られるわよ」
操「うわ、いつの間に来たんだ?」
沙樹「今さっきよ。廊下からもあなたの声が聞こえたわよ。もう少し声を下げたほうがいいわ」
操「お、ごめんよ。でもこんな広い場所だとテンション高くなるだろ?」
沙樹「それはあなただけよ」
操「ぐっ…。わ、わかったよ」
百音「すいません、咲樹さん…」
沙樹「百音さんが謝る必要はないわ。高堀さんが騒いだわけだし」
百音「そうですね…。でも以後気を付けます」
沙樹「津久田さんって優しいのね。私はあなたのそういうところに魅かれたみたい」
百音「あ、ありがとうございます…///」
操「? モッチー、何赤くなってるんだよ?」
百音「な、なんでもありませんっ!」
操「それにしても…モッチーって本当にスタイルいいよな。特に胸とか」ケラケラ
百音「Σあ、あまり見ないでくださいっ!!」
沙樹「そうよ。あなた、すこしクールになれないの?」
操「うーん…。難しいなぁ。俺、そんなにハイテンション?」
もねさき「うん」
操「そうかぁ…。ま、いいや」
沙樹「…あなたのそういうところはある意味尊敬するわ…(溜息)」
※ ※ ※ ※
\ガラ/
操「Σうおっ? ここもスッゲー!まるで露天風呂じゃん!」
百音「本当に…スケールが違います…」
沙樹「でも津久田さん、あなたの実家のお風呂も大きいんでしょう?」
百音「は、はい。確かにそうですが…。改めてみるとやはりすごいと思います」
操「え?モッチーの風呂もそんなにでかいのか?」
百音「はい」
操「ならさぁ、今度泳がせてくれよ」
百音「Σだ、ダメですよ!?」
沙樹「そうよ。風呂で泳ぐなんて最低のマナー違反だわ」
操「そうかぁ。俺は小さい頃、よく家の風呂で素潜りとかしたけど」
沙樹「それもいけないことだわ。小さい頃ならまだいいかもしれないけど、さすがにこの年になるとアウトよ」
操「そうなのか。じゃやめとくわ」
沙樹「それにしても…友歌さん、遅いわね。あなたたちと一緒じゃなかったの?」
百音「なんか準備するとか言っていました。もうすぐ来ると思います」
\ガラ/
操「来た来た…って。あれ? ユッキーじゃないぞ?」
百音「どなたでしょう? ここの建物の関係者でしょうか…」
??「あれ? その声は百音さん?」
百音「え? はい、そうですけど…」
操「誰?」
??「この声は…操?」
沙樹「…まさか…友歌さん?」
友歌「は、はい。沙樹さんですか?」
沙樹「そ、そうだけど…。本当に友歌さん?」
友歌「そ、そうですよ。誰だと思ったんですか?」
操「…い。いやマジでユッキーとは思わなかったわ…」(あんぐり)
友歌「な、何を言ってるの? …あ、ごめんなさい。メガネかけてないからわからなったんだね」
操「わかるもわからないも…。なんてそんないいスタイルしてるんだよ。髪もいつもの三つ編みじゃないからわからんかったわ」
沙樹「私も驚いたわ。まさか友歌さんがそんなにスタイルがよかったなんて」
百音「わ、私もです。すごく綺麗です」
友歌「そ、そんな。私より百音さんや沙樹さんのほうがスタイルがいいはずだよ」
沙樹「いえ、友歌さん。あなたが一番きれいよ。三つ編みをほどいたそのロングヘアが似合ってるわよ」
百音「私もそう思います」
操「なんだよ。ユッキー、そこまでスタイルがいいこと隠してたんだよ?」
友歌「え? か、隠すも何も…。私、何もしてないよ」
操「なんだと? モッチーに負け字劣らずそんなでかい胸しやがって!こうしてやる!」ワシワシモミモミ
友歌「Σひゃうっ!? や、やめて!どこ触っているの?」
操「うりゃうりゃ」ワシワシモミモミ
友歌「だ、ダレカタスケテー!!」
沙樹「やめなさい」(チョップ)
操「痛て」
百音「大丈夫ですか、友歌さん?」
友歌「う、うん…大丈夫だけど…。でも、操」
操「なんだよ?」
友歌「サイテー!」
操「Σな、なんだよ? 胸ぐらい…。別に女同士だからいいじゃんか」
友歌「それでもサイテーだよっ!」
沙樹「そうね。今のは高堀さんが悪いわ」
百音「私も同じ意見です」
操「う゛っ…。そ、そんな目で見なくてもいいじゃないか」
友歌「…ねぇ、操」
操「な、何だよ…」
友歌「…この借りは必ず返すからね?」(ニッコリ)
操「Σひ、ひぃ!?」
沙樹(ねぇ、百音さん。友歌さんは絶対に怒らせないほうがいいわよ)ヒソヒソ
百音(そうですね…。気を付けましょう)ヒソヒソ
(カポーン)
操「あぁ…。いい気持ちだ。やはり風呂は最高だな」
沙樹「そうね。今日の疲れがとれそうな気がするわ」
百音「私もそう思います」
友歌「私も。日本人に生まれたよかったと思うよ」(笑)
\ガラ/
操「? 誰か入ってきたみたいだぜ」
??「あら? 先客がいるみたいね」
友歌「Σま、真姫さん!?」
真姫「あ。あなたたちだったのね」
沙樹「はい。先に入らせてもらってます」
百音「すいません」
真姫「別にいいわよ。貴方たちとお話したかったし。その前に…そこの髪の長いコは誰?」
操「ユッキーだぜ?」
真姫「ユッキー?」
沙樹「友歌さんのことです」
真姫「Σえ?嘘? 本当に友歌なの?」
友歌「は、はい。そうです…」
真姫「びっくりしたわ…。そんなにスタイルがよかったなんて…。まるで花陽(※1)と同じみたい」
友歌「Σえ? こ、小泉花陽さんのことですか? そ、そんなことないですよ!?」
真姫「そうかしら…。なんか希の気持ちがよくわかる気がしてきたわ」(キュピーン←目が光る)
友歌「Σな、何をするつもりですか!?」
真姫「こうするのよ!!」ワシワシワシワシ
友歌「ΣΣひゃあああああああああああああ!!!!????@@」
真姫「ああ…。やはり希の気持ちがわかってきたわ」モミモミモミ
友歌「Σや、やめてくださあああああああああああい!!??@@」
操「おっ? マッキーさん。俺にもやらせてくれよ!」
沙樹「やめなさい。あなた、さっきやったでしょう」
百音「そうです。それ以上すると怒りますよ?」
操「わかったよ」(笑)
真姫「そうね。私も調子にのりすぎたわ」
友歌「…うう…。お家に帰りたい…」(泣)
真姫「ご、ごめんなさい。お詫びにあとでいいものあげるから」
友歌「いいもの?」
真姫「そう。とっておきの宝物。夕食が終わった後の自由時間に渡してあげる」
友歌「は、はい…」
\カポーン/
真姫「ふぅ。でも初日とはいえ疲れたでしょ?」
操「俺はまだまだいけるぜ?」
友歌「こ、この体力バカ…」
沙樹「でもそこらへんが高堀さんのいいところかもしれないわね」
百音「そうですね。体力テストの時も疲れなんて見えませんでした」
真姫「ふぅん。操、あなたなかなか見どころありそうね。明日からバリバリ鍛えてあげるから」
操「どんと来いだぜ!」
真姫「あなたたち三人もね。覚悟しておきなさいよ?」
とももねさき「はい」
真姫「さて、そろそろ夕飯の時間ね。あがりましょう」
操「どんな飯か気になるぜー!」
百音「そうですね。私も気になります」
沙樹「そうね。どんなメニューか私も同じ考え。友歌さんも上がりましょう」
友歌「うん」
続く
http://d.hatena.ne.jp/tw1-2/20180510#1525960606
※1
公式によると小泉花陽のスリーサイズは上から82/60/83