蒼い子猫と翠風の樹

取扱注意的なラブライバー時々PBWユーザーところによりTRPGプレイヤー

ラブライブスピンオフ第11章

前回のラブライブ!http://d.hatena.ne.jp/tw1-2/20170817

沙樹です


ラブライブにむけて、GWに合宿することになったけど…。高堀さんがまさかあそこまで学力がないなんて思わなかった。


そこでテスト前日まで高堀さんのテスト勉強をすることに決まったけど…。友歌さんと百音さん、大丈夫かしら…。少し心配してきたわ…。


(どっかからカンペ)


今回は私の出番はない…?


別にいいわ。その間に練習や勉強をすればいいだけのことよ。少しでも時間は惜しいから



第11章 〜お泊り〜



ナレーション(CV:日高のり子

(こうして学校が終わり、各自帰宅した一同。そんななか、友歌と操と百音は御茶ノ水駅で集合することになった

そして時間は夜の7時、JR御茶ノ水駅の聖橋改札前)


友歌「二人ともお待たせ、もしかしてすごく待っちゃった?」


操「いんや、俺とモッチーは5分前に来たところ」


百音「別に気にしなくても大丈夫ですよ」


操「そういえばユッキーの私服は初めて見たけど…。パーカーにスカート、リュック。案外普通だな」


友歌「普通で悪かったわね」


百音「そうでしょうか?私はお似合いだと思いますよ」


友歌「ありがとう。誰かさんと違って百音さんはいい人だよね〜」


百音「あらあら、褒めても何も出ませんから」(のほほん)


(一同笑)


(数分後、マンションに着く一同)


操(マンションを見上げ)「…で、でけぇ…」


友歌「本当に百音さんってここに一人で住んでるの?」


百音「はい。この最上階になります。さあ、どうぞお入りください」


(部屋に着く一同)


百音「ここになります」


操「Σうおっ!? 広すぎね?」


友歌「なんか…もう凄すぎると言いようがないよ…」


百音「そうですか? あ、勉強会を始める前になにか食べます?」


操「おう!腹が減ってはテストはできぬって言うよな?」


友歌「…なんでそんなアレンジした言葉は知っていて、他はダメなの? それはいいとして、私も少しおなかすいたかな?」


百音「そうですか。ではカルボナーラを作りましょう。少し待っていてください」


友歌「なにか手伝う事あるかな?」


百音「ではその戸棚からお皿を出してください」


友歌「うん。これかな?」


百音「はい、それです」


操「ちなみにこれっていくらするんだ?」


百音「大したことありません。一皿7万円です」


友歌「ΣΣな、7万円!!??」(ガクガクブルブル)


操「Σおい!ユッキー!絶対に落として割るなよ!?」


友歌「ウン…イチマイズツユックリダソウネ」(棒読み)


百音「どうかされました?」


友歌「ウウン、ナンデモナイヨ」(カクカク)


     ※     ※     ※     ※


カルボナーラ完成)←https://cookpad.com/recipe/4280697


百音「はい、お待たせしました。カルボナーラ完成です。お口に合うかどうかわかりませんけど…。どうぞ召し上がれ」   


操「おお、うまそうだな。いっただきまーす!」(モグモグ)


友歌「操!早いって。ごめんね、百音さん」


百音「いえいえ、大丈夫ですよ。友歌さんもどうぞ」


友歌「うん、それじゃ。いただきます」(モグモグ)


ともみさ「!!」


百音「どうでしょうか? もしかしてお口に合わなかったとか…?」


操「いやいやいや!これうめえよ!いや、マジで!こんなうまいカルボナーラ食ったの初めてだぜ!」


友歌「うん、すごくおいしい。特にこのソースと具の絡み具合、何ていうのかな? ハーモニーがすごいよ」


百音「そうですか。ありがとうございます」(にっこり)


     ※     ※     ※     ※


操「さあて。食った食った!さて、寝ようか?」


友歌「何言ってるの? これから勉強するんでしょ。学校で言ったよね? 徹夜して教えるって」


操「うへぇ…。許してくだせぇ…」(土下座)


友歌「うーん…。百音さん、どうする?」


百音「そうですね…。確かに徹夜して勉強すると言ったのは私ですが…。無理して徹夜をして教えるのはあまりよくないのかもしれません。今夜は要点だけを教えましょう。明日は本番さながらの問題を作って操さんにやらせましょう」


友歌「そうだね。私たちがテストに出そうな場所をまとめて操に見せれば大丈夫…なはず。操はそれでいい?」


操「おう。それならなんとかなるぜ?」


友歌「それじゃ始めよっか」


(十分後)


友歌「違うよ。そこはこの要点になるよ」


百音「あ、そうです。そこはさっき教えた要点になります」


操「あ、なるほど。ここがそうなるのか。へー」


(時刻は午前二時)


百音「あ、もうこんな時間に。この辺であがりましょう」


友歌「ほんとだ。もう二時。こんな時間まで起きているのってもしかして初めてかも」(笑)


操「あー!終わった―。疲れたー。もう寝ようぜ」


友歌「うん、なんか眠くなっちゃた」


百音「そうですね。あ、お布団ですが私の部屋に用意はしてあります。そちらでよければどうぞ」


(百音の寝室にて)


操「Σで、でかすぎる…」


百音「そうですか? 私が小さい頃はここより広かったですが…」


操「どのぐらいだよ?」


百音「えーと…。この倍はあったでしょうか」


友歌「え、えーと…百音さんの実家ってどこなの?」


百音「鎌倉です。地図で見るなら…鎌倉市のほぼ真ん中になります」


操「ならグー●ルマップで見てみようぜ」


(地図を見るゆかみさ)


友歌「これって…ちょっと広すぎない?」(東京ドームぐらい)


百音「そう言われるとそうですね。どうしてこんなに広いのか、今度お父様に聞いてみます」


友歌「う、うん。今度その話を聞かせて(汗)」


操「そうだな。もう寝ようぜ」


一同「おやすみなさい」


(時間は過ぎ、朝五時)


友歌(う…ん…。もう、朝?(スマホの時計を見る)五時…。早く起きちゃった)


操「なんだ、ユッキーも起きたのか」


百音「私も起きちゃいました。お二人ともぐっすり眠れたんですか?」


友歌「あまり寝れてないかな(笑)」


操「俺もあまり。眠たくてしょうがないぜ」


百音「実は私もです」


操「どうせ休みだし二度寝でもすんか?」


友歌「操らしい答えだね。ねぇ、みんなで神田明神まで走ってみない? 朝の練習を兼ねて」


操「俺はいいけど」


百歌「私もかまいません」


友歌「それじゃみんなで行こうか」


(30分後、準備してマンションから走る三人)


友歌「普段はこの時間帯はまだ寝てるけど…朝から早く走るのって気持ちいいよね」


操「そうだな。なんか涼しいし眠気も飛んだ」


百音「それになにか気分が落ち着きます」


友歌「そうだね。なんか今日一日頑張れそうな気がする」


百音「私もそう思います」


操「早起きは三文の得ってやつだな」


友歌「その言葉はすらりと出てきて他はできないのかいまだにわからないよ」


操「はっはっは。褒めるなよ」


友歌「いや、別に褒めてないけど(笑)」


百音「あ、神田明神が見えてきました。もう少しですね」


友歌「じゃあラストスパート」


操「よし。一番は俺がもらった!」


友歌「操は相変わらずだね」


百音「そうですね(笑)」


神田明神到着)


友歌「なんか…いつもと違う感じがするね。涼しいのか、朝日のせいなのか…わからないけど、雰囲気が全く違うような気がする」


百音「やはり神社だからでしょうか?」


友歌「そうかもしれないけど、神秘とか、そんな感じ」


操「俺もなんか感じた。上手く言えねえけど」


友歌「とりあえず…ここまできたからお参りでもする?」


百音「いいですね」


友歌「何をお願いするんだ?」


友歌「操が赤点とらないこと」


操「やめてくれよ(苦笑)」


友歌「それとラブライブに出ること」


百音「そうですね。それは絶対にお願いしたい事です」


友歌「じゃあみんなでお願いしよう」


\チャリン/ \ガランガラン/


操(赤点回避!ラブライブ出るぞ!)


百音(操さんがテストでいい点とれますように。ラブライブに出れますように。三人でメンバーに選べますように)


友歌(操が赤点とりませんように。ラブライブに出れますように。それと…)


友歌(私たち三人がずっと仲良く親友でいられますように)


続く→http://d.hatena.ne.jp/tw1-2/20171029