ラブライブSSR 第26章
前回のラブライブ!→https://tw1-2.hatenablog.jp/entry/2020/11/29/164154
ライカ「ライカだ。今回は百音ちゃんの実家で合宿だ。茉莉奈と百音ちゃんが考えた特訓メニューは楽しみにしてるが…。まあほとほどにしてくれよ(笑)」
第26章 合宿(その2)
※ ※ ※
ゾロゾロ(鎌倉駅西口に移動する一同)
百音「皆さん、こちらで集合です。もう少し経ったら矢野さんが出したクルマが来ますのでもう少し待ってください」
未唯「…また待つの?…暑い…」
詠美「もうちょっとだから我慢」
未唯「…鬼…」
操「でもよ、今日もすっげぇ暑いよな。バイクじゃなく電車で来ればよかったぜ…」
友歌「遅刻するからだよ。自業自得」
操「ユッキーも耳が痛いことを言うようになったなぁ…」
友歌「毎日が発見誰かさんに振り回されてるせいだからね」ニッコリ
茉莉奈「そうね。友歌のメンタルが強くなったのはあんたの影響かもね」
沙樹「それについては私も同感です」
操「なんだと?それじゃ俺がわるいみたいじゃないか?」
沙樹「本当のことを言っただけよ」
友歌「ま、まあまあ。それについてはまた今度にしようよ」
ライカ「ははは。操くんはてっきりトラブルメーカーになってるね」
操「ライカさんもそんなこと言わないでくださいよ」
雪穂「もう、みんな。もう少し静にしてよ。周りの人たちが見てるじゃない。恥ずかしい」
亜里沙「でもこういうのも楽しいよね。私、今日は楽しみにしてたんだよ」
百音「そう言ってもらえて嬉しいです」
ブロロロ
百音「あ、向かいが来たみたいです」
操「なんだ?てっきりリムジンと思いきワンボックスじゃん」
百音「すいません。リムジンはあることはあるんですが、あまり目立たないようにワンボックスにしたんです。すいません」
雪穂「気にすることないよ。今回は百音ちゃんのおかげで合宿ができるんだもん。こっちが感謝を言いたいよ。ありがとう」
ライカ「で、操くん」
操「? なんすか?」
ライカ「キミは残念ながら車に乗ることはできない。キミが乗ってきたバイクで百音くんの癒えに行くしかないからね」
操「げ、忘れてた」
友歌「もう、しっかりしてよ」
バタン(ドアを開ける音)
矢野「皆さん、初めまして。私が津久井家の執事の矢野です。今日はお越しになられて嬉しい限りでございます」
雪穂「いえ、こちらこそすいません。ご迷惑をおかけするかもしれませんがよろしくお願いします」
百音「さあ、家に向かいましょう。あ、操さん」
操「なんだ?」
百音「操さんはバイクで来ましたから、車のあとについてきてください」
操「おう、わかった」
友歌(百音さんの家ってどうなんだろう。敷居は大きいと聞いたけど…。なんか楽しみだなぁ)
沙樹「友歌さん」
友歌「何?」
沙樹「とても楽しそうな顔をしてるわね」
友歌「だって合宿中だもん。前から楽しみにしてたんだもん」
沙樹「それはいいことね。でも」
友歌「でも?」
沙樹「今回はすごくハードなことを忘れてない? 茉莉奈さんと百音さんが考えてメニューよ。今から覚悟しておくといいわよ」
友歌「Σそ、そうだった。忘れていたよー…」
沙樹「ふふ、でもね友歌さん。わたしはあなたのそういうところがいいの」
友歌「ほ、誉めてるの?」
沙樹「ご想像に任せるわ」
友歌(…と、とにかく合宿がんばるぞい)
続く→https://tw1-2.hatenablog.jp/entry/2021/07/31/113831